ランチェスター戦略:ももクロが、デイリー1位をとれた理由は?
戦略的に1位をとれ
CDの予約でデイリー1位をとる
ももクロが活動をし始めた頃は、CDを購入した人がアイドルと握手ができる方法が流行っていました。
しかし、ももクロは、CDを予約することで、握手会に参加する権利が付与されていました。CDの売上を初日に全部持ってくれば、1位をとる確率があがります。
これがオリコン、デイリー1位をとったトリックでもあります。
どんな業界でも1位をとると注目度が高まります。
総売上では、AKBにかなわなくても、初日の初動で、オリコン1位をとれれば、知らない人たちにもインパクトがあります。今も、5枚買ったらグループ全員と写真が取れる。」というように、ももクロの妹分でも同じ戦略が生かされています。ファン数が減ってきたから1人から何枚も売上をあげる手法ですね。
握手会でCDを予約、デイリー1位を取る、CDを売る、ライブをする、グッズを売る、ライブの価値をあげて、もう一回いきたいと思わせる、コールして楽しいっていう
一番利益率が高いのは、グッズとDVDです。
だからこそライブにお金をかける事は大切です。
事実は、ももクロは、CDよりも、Blu-ray、DVDの売上が高いです。
それが終わったら、さらに最も重要なライブにお金がかけられるので、会場を広げ、利益率が高いグッズ販売があがっていきます。これは、マドンナがやっているビジネスモデルでもあります
実際に、国立のライブ後に、トウジン祭をやって、ももクロ以外も楽しめるようになりました。
いきなりでかい会場を抑えられるのも、大手芸能事務所スターダストがあってこそです
顧客とのコミュニケーション:ももクロはTwitter?
Twitterで若い世代の心をつかむ
ももクロのメンバーは、初期で何度か入れ替わっています。メンバーは、ビジネスの観点から考えると商品・サービスです。初期段階で、しっかりとPDCA回してるのも印象的です。
マネージャーと理事長がツイッター
さあ、なりふりかまっていられない。午前3時までおきてて!! ダイヤルは1242
— momoiroclover (@momowgp) 2014年2月22日
あー今日の突発的Ustreamはもうありません また(誤送信) pic.twitter.com/QQODJ89XZh
ファンと交流をしながら、市場のニーズをしっかり捉えています。イベントの告知等もツイッターで発表しています。Twitterを使っている若い世代にの心を掴んだのは大きいです。
Twitterから自然発生したオフ会などもあり、ファンがファンを育てるという流れができました。